[Eng. Sub] お茶の旅〜富士山編|日本茶道|A Day at Mt. Fuji|Japanese Tea Ceremony

アンの茶道生活
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ビルの谷間や新幹線の車窓から、富士山がチラッと見えると心が躍ります。
ラッキー!と、心の中で小さくガッツポーズもしてしまいます。
不思議に元気をくれるんですよね。
富士山の観測データは以下で確認することができます。どうぞ、ご参考ください♪
▲富士市の市庁舎から観測されたデータはこちらで確認できます。
https://www.city.fuji.shizuoka.jp/fujijikan/fujipedia/kb719c0000000fmc.html
▲富士市役所西隣にある消防防災庁舎屋上に設置されているライブカメラ
https://www2.city.fuji.shizuoka.jp/livecamera/
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皆さん、こんにちは
「アンの茶道生活」へようこそ
今日は車で遠出をしようと思います
目的地は山梨県の富士五湖
日差しが強すぎない天気の良い日には、青空の下でお茶を一服点てたくなります
茶の湯の世界ではそれを「野点(のだて)」と言います
お茶をされている方はピンと来たかもしれませんね
そうです!
今回は富士山をバックに野点をしようと思います
山梨県側の富士山麓には五つの湖があり、それを総称して「富士五湖」と言います
山中湖と河口湖は、湖畔沿いに多くのホテルや観光施設が点在しています
精進湖は五胡の中では一番小さく
今回は本栖湖または西湖を狙って行きたいと思います
明日の天気に期待して、急ぎ宿に戻り、早朝出直したいと思います
さ〜改めて、おはようございます
今日はなんといい天気でしょう!
富士山の全容が見える日って年間に何日あると思いますか?
富士市では1日に3回(8時、12時、16時)の観測記録をとっています
昨年のデータ発表によると、年間で126日
五月だけでいうと6日だけでした
今日はラッキーな朝を迎えました
昨日狙っていたこの本栖湖は、7時に到着した時点で既に先客があり、残念
なんと、釣りをされる方は朝4時から来ているそうです
こちらがもう一つ予定していた西湖から見る富士です!
西湖で富士山を見るならここ「根場浜(ねんばはま)」が一番のビューポイント
運よく毛氈を広げる場所を確保できたので、ここで野点をしたいと思います
時折風が吹くので、風炉先屏風を立てておきます
湖越しから見える雄大な富士山をバックに一服のお茶を点てる
なんとも幸せな気分です
日本のほぼ中央にそびえるこの美しい山
日本人のみならず、外国人観光客にも年々人気が高まっており
登山者の2割近くが外国人という報告も上がっているのだとか
富士山は2013年世界文化遺産に登録されました
自然遺産ではなく、文化遺産として登録されたのは
富士山が日本の文化と歴史に紐づいた
「信仰の対象並びに芸術の源泉」としての価値が認められたからだそうです
富士山信仰の始まりは、この均整の取れた末広がりの美しい姿に対してではなく
元々は度重なる噴火による災いをもたらす山に「怒る神様」の姿を重ね
遠くから手を合わせ拝む「遙拝(ようはい)」山であったとされています
富士市のデータによると
古文書の記録で確認できる富士山の噴火は781年以降17回あり
その内の12回は平安時代に発生しています
人々が富士山に向かって手を合わせ 祈る 切なる思いが分かりますね
1707年の宝永大噴火を最後に今日まで310年余り、平穏な日々が続いています
芸術の源泉としては、絵画、文学、詩歌、あるいは演劇の舞台となり
現在に至るまで数多くの芸術作品を生み出しています
その歴史は、日本文化の歴史そのものであり
日本人のみならず、海外の芸術家たちにも影響を与えてきました
葛飾北斎と歌川広重の「冨嶽三十六景」
そして、日本で最も古い歌集「万葉集」にも富士山は描かれています
山部赤人が詠んだ「田子の浦ゆ うち出でてみれば 真白にぞ
富士の高嶺に 雪は降りける」は
これは富士山を讃える長歌に対する反歌です
ほかに古典の名作である「竹取物語」「伊勢物語」
江戸期の松尾芭蕉や与謝蕪村の俳句
近代の夏目漱石や太宰治なども、様々な姿の富士山を伝えています
香合や茶器、抹茶碗など富士山を描いた茶道具も色々あります
今日は、富士が描かれた現代作家 伊藤千穂 さんの抹茶碗を使わせていただきました
冒頭で富士山の全容が見える日は、昨年年間で126日と伝えましたが
その中で一日(3回の観測)を通して全体が見えた日は39日だけです
全体が見える確率が高いのは午前8時台の観測
午後になるに従い見えにくくなる傾向があります
晴天率と見える率は比例しないそうです
特に五月~九月は晴れていても周辺の雲や霧によって
富士山が見られない場合が多いので、ご注意ください
美しい富士山を眺めるなら一月~四月、十月~十二月の晴れた日の午前がお勧めです
昨年の観測データによると、一番よく見られる月の十二月でも20日
七月はなんと1日もありませんでした
五月に絞って言いますと、朝7時から夕方まで今日のように見事に雲ひとつなく
一日を通して全容が見られるのは一日あるかないか!
まさにミラクルです!
この特別の日に同じ場所で時間を過ごしていた釣り人にお茶を一服差し上げました
この方、実は数々の大会に出られているボディビルダーで、タイトル保有者でした
すごいですね!
こちらの方は50年ぶりにお抹茶を飲まれたそうで
過ぎ去りし日に思いを馳せていました
私も大自然のエネルギーを感じながら、自分のために一服点て
ゆっくりとそ味を堪能しました
皆さん、いかがでしたでしょうか?
少しずつ日が暮れてきました
富士山をバックに野点をすることができ、今日は素晴らしい一日となりました
日本美の象徴である富士山
日本人の心のよりどころである富士山
皆さんにこの動画を通し、楽しんでいただけたら嬉しいです
このチャンネルでは、今後も日本の景勝地を紹介していけたらと思います
次はあなたの町にもひょっこり現れるかもしれません
その時は、ぜひ一服飲んでくださいね
そして、よろしければ
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