【茶道】古帛紗や仕覆など裂地に描かれている動物柄にはどんな意味があるのか?種類など解説|茶人 松村宗亮の一客一亭

ご機嫌よろしいございます。チャンネルで世の中をハッピーに松原総領でございます。よろしくお願い致します。
今日はちょっと新しい企画なんですけれども、皆様が手に触れる小草であったりですとか、私服
いろいろ切れ地ありますよね。いろいろな柄があって、いろいろな折り方があって、とてもまた魅力的な世界なんですけれども
その中に描かれている様々な、例えば動物があるかと思うんですが、その動物に特化して今日はお話をしていきたいとおもいます。
着物とかね、いろいろご存知かと思いますけど、様々な柄が出てきますよね。 お茶の世界でもね、切れ地もかなり奥深い世界なんですけれども
今日はね、動物の柄、なかなか可愛らしい柄が多いので、ご説明していけたらと思います。よろしくお願いします。
まず一つ目にご紹介しますのが、また有名な切れ地でございますが、スミノクラ禁断でございます。
お花とね、何だと思いますか?この動物は。
これウサギですか?
そう、ウサギちゃんなんですよね。
ウサギなんです。スミノクラという名前がついていますが、こちらはね、桃山時代から江戸初期の豪商、商人でもあった
スミノクラ漁医さんから伝わる名前の切れ地なんですよね。このスミノクラさんがとても愛用した切れ地の一つだというふうに言われております。
ヤリノサヤカタツキであったりですとか、コセトノエンジョウボウカタツキとか、ヨコタカタツキとか、もしくは中古名物だとカトウコウカタツキとか、ヤシバタイカイとか、カラモノ、本能自分輪とか、そういった数多くの有名なチャイデの切れ地として使われている大変有名な切れ地でもあります。
このスミノクラさんという方はアンナ、ルソンと海外貿易をされていた方で、例えば川の開発とかで、富士川であったり天竜川などの流通事業をたくさん手掛けていて、京都でも今でも有名な川坊川ですとか、深瀬川ということを掘って川を作ったという、本当に今でも京都に行けば見かける川を作った方でもあります。
このウサギちゃんなんですけど、ウサギっていうと可愛らしいイメージがあったり、秋とかだと月のイメージもあるかと思いますが、このウサギも吉祥物の一つなんですよね。私もウサギ年なんでウサギのものを集めるのがすごい好きなんですけれども、ウサギ自体が大変繁殖力があって子たくさんであることということから子孫繁華であったりですとか、あとはぴょんぴょんと当然ですけど、ウサギちゃんはねますよね。
それがまた飛躍に伝わる縁起物であったりですとか、ちょっと悪者キャラではあるんですけども、古事記の中にも稲葉の白ウサギなんか出てきますよね。縁結びの象徴としても祀っている神社もあるようですね。
このようにウサギとは様々な吉祥の意味合いがあるということで、このお花とウサギの文様、炭の蔵、禁断ですね。お茶の世界でたくさん使われる文様でもありますのでぜひ覚えていただいて、ウサギもまた吉祥物だということもご承知いただければと思います。
続けてご紹介しますのが、シシカリモン2式でございます。
こちらのこの柄なんですけれども、どんなイメージですかね。
モンですよね、さっきと違って。
並び方がね。ちょっとね、デザインもエキゾチックな感じがしませんかね。ザ・日本というよりかはね、博来品のイメージがすごい出てますよね。
カザンチョウペルシャの文様の構成から来ているようなんですよね。丸が重なって対称になっているということですよね。
そして騎士が馬の上に乗って獅子を撃とうとしているちょっと勇ましい文様で、一般的に狩猟文様と言われている文様の一つですね。
力強い生き物として昔から親しまれておりまして、邪気を洗うとか、疫病を退ける、もしくは五穀豊穣を願う繁栄や長寿を表したりですとか、あとは霊的な力を持つ聖獣として信仰されたりですとか、
当然勇ましい姿がキングですね。力とか権威の象徴とも親しまれてきた動物の一つになりますね。
続けてご紹介しますのが隔竜禁断でございます。
すごく明るくてめでたいような赤と金ですよね。
大名物のチャイレでソウムというチャイレがありまして、その名前はスミノヤ・ソウムさんから所有していたところからついた名前なんですけれども、その大名物のチャイレに沿っていたのがこちらの禁断ですね。
隔竜なので四角い中に竜が収まっている直角の四角形の中に収まっているのがこの竜になります。
もともとはこのように赤くて金色でこの竜が追い出されているという大変豪華な文様なんですけれども、当時の中国の明治時代の賑やかさ、華やかさの象徴とも言われておりますね。
運気上昇とか生命力の象徴として親しまれていると。
あとは伝説としましては鯉が滝の上を登って竜になるという伝説がございまして、鯉から竜に出世するということで出世の象徴、大変出世に運がいい生き物としても親しまれております。
竜の文様、こちらも大変親しまれておりまして異名物切れとしましては樹功、樹功ドンスであったり、樹功ドンスはカラクサとボタンと竜と火炎と松やカタツキなどに沿っているものですよね。
有名な人たちに竹の女王、女王ドンスというものも人へつるカラクサに花で竜に火炎ですね。
生きカタツキとか樹功ブンビリとかソウゴナスとかそういったチャイルに沿っている私服になります。
こちらもすべて竜が入っておりますね。なので親しみも多いんじゃないでしょうかね。触れる機会多いですよね。
これからは私服とかカラクサの柄によく出てくるというわけじゃないんですが、ちょっとなかなか面白い動物だなと思ったものもご紹介していきたいと思います。
1つ目コウモリですよね。コウモリって言うと私たち日常生活、例えばハロウィンとか西洋的な文脈から考えるとちょっと驚しい生き物じゃないですか。アニメなんかだとあんまりいいものに出てこないですよね。
実は東洋ではキショウモン、キショウの動物として捉えられております。コウモリっていう漢字、このような漢字を書きますが、シメス編に変えると同じ音なんですよね。
コウモリというのが中国語だとピアンフということで、服が寄ってくるという言葉もピアンフというらしく音が似ていると。服が落ちてくる動物、生き物として親しまれておりまして。
またこのコウモリが5匹集まると5福と称してまして、長寿とかお金持ちになれる、健康になれる子孫、また繁栄していくと。いいことづくしの象徴としてこのコウモリが親しまれておりますね。
中国から来たお皿とかにもよく書かれているんですけどね。そうですよね。なので急にそれを見て驚くというより、これはまあめでたい意味なんだなというふうに捉えられるかと思います。
最後にご紹介しますのがトンボでございます。時期的には常にいろいろ見れるようなんですけども、昔の歌とか季節感、描写としては秋と記号としても親しまれているトンボでございますが、
トンボは元々秋津という古い名前がありまして、日本自体も元々は秋津島と呼んでいたようなんですよね。秋津という意味自体に豊穣豊かになるという意味自体が含まれているようです。勝虫として呼ばれていたので、武士の中で大変好まれていたということですよね。
どんどん前にしか進まないトンボが甲冑に似ているとか、枝先に止まる、頭の上に止まるので、その組織のトップになる、統領になる、みたいないろんな縁起を担いで。有名なところだと上杉謙信の歌舞伎なんかにもトンボが使われていたようですね。
トンボ自体には大変勇ましいイメージが付随しているということだそうです。トンボも歌の世界で道具の中に描かれていることは確かにありますね。日常に見かけるような動物であったり、空想上の動物であったりもしますけども、そういうものの中にも様々な意味合いがあって、それがまた展示で、日常の中の皆さんの普通の価値観の中に落とし込まれていて、歌の中にも登場してくるということになっているかと思います。
そういうガラガラ意味とかも考えると面白いですよね。また少し背景とか、なんでこれなんだろうというところを知れると。
そうなんですよね。普通に考えるとウサギとかトンボとかコウモリとかってちょっと不思議な感じがしますしね。
竜とか獅子も改めて考えてみると意味合いがあるんだなということに気づかされた。私も勉強になりました。
身の回りの様々なコブ草等々を見てみまして、不思議だなということがありましたら、私もまた学んで皆様にお伝えしていきたいと思います。
何かコメント等ありましたら、ぜひぜひコメント欄に書き込んでいただければと思います。
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また次の動画でお会いしましょう。ありがとうございました。