3ヶ月で1390件超の抗議デモ 中国不況が招く「全階層」の怒り

韓中国へようこそ。3月9日のニュースをお伝えします。
中国経済が深刻な構造転換期を迎える中、20年以上にわたった高度成長の恩恵は終わりを告げました。
不動産市場の低迷や内需不振が建設から製造業に至る関連産業の連鎖的な衰退を引き起こし、その冷え込みは社会の隅々にまで波及しています。
人々の心理は成長への期待から生活水準を保つことへの不安と劇的に変化しました。
経済のパイが拡大を止め、過酷なゼロサムゲームに突入したことで生活区に炭を発する抗議事件が急増しています。
国際NGOフリーダムハウスの最新データによると、
2025年第3四半期に中国本土で発生した市民の抗議事件は1,392件に上り、前年同期比でおよそ5割増加しました。
参加者の層もかつての工場労働者や農民だけでなく、非正規のプラットフォーム労働者や都市部の中間層にまで広がっています。
この重圧の矢表に立たされているのが、1,400万人を突破したフードデリバリー配達員などのニグワーカーです。
彼らは基本的な労働保障を奪われているだけでなく、利益の最大化を狙うプラットフォームのアルゴリズムによって、配達時間を両単位で管理されています。
遅延や顧客からの低評価に対しては、異議申し立ても許されない過酷な罰金システムが敷かれ、彼らは実質的にデジタルの囚人と化しています。
システムが強要する無理な配達ノルマは、配達員を逆走や信号無視といった危険な運転へと追い込んでいます。
さらに、こうした労使関係は、顧客に到着を急がされた配達員が敷地内への侵入を行い、マンションの警備員に拒まれ、その結果、交通警察が駆けつけるなどの一触即発の事態となっています。
このような中、2025年12月には、単価の一方的な引き下げと罰金強化に抗議する配達員の集団ストライキが全国各地で相次ぎました。
同時に、かつて経済の安全弁であった農村のセーフティーネットも気の不全に陥っています。
出稼ぎ労働者が失業して帰郷する一方で、彼らの土地は既に収容されたり、権利が譲渡されたりしており、買えるべきよりどころはありません。
さらに深刻な財政難にあえぐ地方の行政が、税外収入を補うために、十分な保障のない強引な土地収容や、伝統を大事にする住民の感情を逆撫する、画一的な葬儀改革などに走ることで、行政と住民との直接的な対立が激化しています。
2025年11月末時点で、年間累計661件の農村抗議事件が記録され、前年同期比でおよそ70%もの大幅増となりました。
注目すべきは、都市部の中間層や退職者なども、資産の巡りにより抗議活動に身を投じていることです。その象徴が、福建省保田市の投資会社ゴールデンピアの破綻事件です。
同社は、実体のある基金属店という信用を隠れ身のにし、月利0.75%の高金利や米、食用油などの無料配付を餌にして、中高年層から老後の資金や子どもの結婚資金などを巧みに集めていました。
しかし、年明けに配当が突然停止し、経営陣は一斉に失踪しました。
シンガポールに滞在していた会長が、動画を通じて責任を取ることを約束したものの、預金は引き出せず、事態の収集には至っていません。
2000人以上の被害者が生じる中、3月2日には、数千人が保田市政府の前に集結し、血と汗のにじむような努力で貯めた金を返せと抗議しました。
当局は大量の警察官を動員して、厳戒体制を敷きましたが、全財産を失ったショックで、現場で泣き崩れたり倒れたりする高齢者が続出し、巨額の資金消失の真相は依然として隠蔽されたままです。
地方財政の危機と当地の欠如は、身近な生活分野でも暴力的な衝突を生んでいます。
3月5日には海南省文庄市の市場で政府転売店舗を購入した後に、褒愧なテナント料の引き上げを要求された小規模小売業者たちが、生存権を懸けて3日連続のストライキを起こしました。
同省白沙県では農場側から共有地の木を一方的に強制伐採された村民が、報復として農場側の木をすべて切り倒す事件が発生し、10年内の土地の権利をめぐる根深い対立が爆発しました。
さらに3月4日には、下北省の幼稚園で運営機を中抜きするために、園児に腐った果物や傷んだ給食を出していたことが発覚しました。
これに激怒した数百人の保護者が集団で門を封鎖して抗議し、返金を求める事態に発展しています。
最低限のモラリや安全さえも脅かされる現状が、瞬時に人々の怒りに火をつけているのです。
現在の中国社会は深刻な統治のジレンマに陥っています。
地方行政の財政難は公務員や警察官の給与見笑いを引き起こし、治安維持の予算すら削り落としています。
その一方で、財源不足を補うための強引な資金調達、すなわち不当な罰金や公共資金の着附によって、新たな社会矛盾が次々と作り出されているのです。
連日のように起こる一連の事件は、もはや単発的な治安問題ではなく、末端社会がかつてない生存の危機に直面している実態の現れにほかなりません。
権威主義体制の社会統制力が弱体化する中、長年蓄積された人々の不満のマグマは、噴火口を広げつつあります。
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