家なき子 1977 Nobody's Boy Remi 經典老片場「咪咪流浪記」21

經典老片場
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69 回視聴·2025/07/30
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ドルチェとゼルビーノは死んだ 雪の中で狼に襲われ死んでいった
愛らしい芸と白い巻毛が評判だった ドルチェ
食いしん坊で気短だったが達者 な芸を見せてくれたゼルビーノ
ビタリス一座は一度きり二匹の かけがえのない仲間を失った
デミたちに悲しみに溺れている 暇はない
厳しい雪山の寒さがジョリクール をも危なくさせていたのだ
一刻も早く山を下り医者に見せ なければならなかった
一座はもうこれ以上仲間を失う わけにはいかなかった
道に迷ったらしい 熱で体がだるいんじゃろう
できるだけ早く村を見つける とな
それに新しい家 今着いたばかりだ
もう少しよ
村へ出るにはどっちへ行ったら いいんですか
立ち道に迷ってしまったんです
何よいきなり大きな声を出して ウサギが逃げちゃったじゃない
まったくもう何日もかかってや っとウサギが近づいてきたのに
ごめんでも病人がいるんだ
病人病人って
いやいや立派な大人じゃ 人間で言えば25歳くらいかな
猿じゃよジョリクール将軍じゃ
これが初めて見たわ
少女の名前はセシル
レミたちはセシルの案内で村へ 向かった
ねえレミ
知るわけないよだってこれ初めて だもん
なんだそうか
セシルありがとうここまで来れば あとはわしらだけでもわかる
本当にありがとう助かった
じゃあ
ジュイさんはもちろん普通
それは困ったな医者のいる村は ここからまだだいぶあるのかね
じゃあ途中の山で余裕になって しまうわね
お医者さんは
弱ったな
そうだセシルそれではどこか 葡萄酒を売っている店を知らんかね
お店なんてないわ
葡萄酒なんかどうするんですか
温めてジョリクールに飲ませるんじゃ
元気をつけるには下手な薬より かはよく効くんでな
新知へおいでよ 葡萄酒ぐらいならあるよ
こうじゃ体があったまるだろう ジョリクール
なにもう一杯くれだと
明るいそして親切な親子であった
ジョリクールのための葡萄酒ばかりでなく
温かいスープ付きの食事も用意してくれた
仲間を失い悲しみに沈む レミたちの心が温かく包まれる
牛だ
レミ牛が好き
うんもちろん
こっちよ
私の牛よジョゼットっていうの
ジョゼット
ジョゼットはねもう
僕が前に買ってたルーセットによく似てる
ルーセット素敵な名前
今頃どうしているかな
レミは思い出す雨の日に売られていったルーセットのことを
そうだったの
大丈夫きっと優しい人が大事にしてくれてるわ
そうだわ私いいこと思いついた
ジョゼットの赤ちゃんね生まれたらルーセットって名前にするわ
つけてもいいかしらレミ
いいよ
ぷよーじ
やってるやってる
どういうわけかセシルは器量はまあ私に似ていいんだ
おてんばなところは母親そっくりでしてね
聞こえたかな
アナちょっと来てください
ジョゼットの様子がおかしいんです
どうしたジョゼットの様子がどうおかしいんだ
すごい熱があってケレを起こしてるの
そうか
オオカピお前がジョリクールを見ててくれんかよしよしじゃあ頼んだぞ
ジョゼットの病気はセシル親子を慌てさせていた
この村には獣医はおろか普通の医者もいないのだ
牛は農家にとって何よりも大切なものである
もし農家に牛がいなくなれば
それはもう貧乏のどん底に落ちることを意味していた
その貧乏の辛さを一番よく知っているのが他ならぬレミであった
ジョゼットどこが苦しいんだ
お前はもうすぐ赤ん坊を産む身だ頑張れよ
赤ん坊のためにも病気なんか負けるんじゃねえぞ
しっかりしろジョゼット
そういや一昨年村のジョゼフの牛もこんなだった
腰を産む前の日くらいから苦しみ出して
そうこんな風にケレを起こして高い熱を出して
そうだ確かその時はちょうど村に獣医が来ていて
見てもらったんだ
だが原因不明とかで獣医もサージを投げちまってな
牛は死んじまった腹の中の赤ん坊と一緒にな
セシルあなたはこんな時になってことを
本当のことだ仕方がない
セシルこっちへ来るんだ
こんなところでめそめそ悲しんでいたらいかん
ジョゼフの牛は死んだが
わしらの牛はまだ死んでおらん
もし死ぬと決まっていてもだ
ジョゼットはわしらの家族だ
みんなで精一杯優しくしてあげようじゃないか
レミこの雪の中をどこへ行くつもりだ
これから山へ薬草取りに行ってきます
僕のルーセットが病気の時
あげたことのある薬草です
ジョゼットの病気にもその薬草が効くというのか
そんなことわかりません
でもでも僕
脳死んでいったドルチェとゼルビー
だから僕
ドルチェとゼルビーが死んだ
待てカピ
させてやれカピ
一人で行かせてやれ
あの子の心は優しすぎ
わしが思っていた以上に
あの子はドルチェとゼルビーののことで
心に傷を負っていたようじゃ
行かせてやろうじゃないか
それで心の傷が癒えるならば
やりたいように
やらせてみようじゃないか
なあカピ
レミには本当にその薬草が効くかどうかわからなかった
それにシャバノン村の薬草と同じものが
果たしてここらにもあるかどうかさえ知らない
だがレミは賢明だった
薬草を探すこと
ジョゼットの命を救うこと
それがなぜか死んでいったドルチェやゼルビーの笑顔
償いになるような気がしていた
薬草はなかなか見つからなかった
レミの手は雪の冷たさに凍え
足は棒のようになった
やがて雪は降り止み
夕日が山々を赤く照らし出す
ゼルビーの
レミの探し求める薬草は
夕日をいっぱい受けて
息の中から顔を出していた
レミ
この薬草をジョゼットに
レミ
レミの取ってきた薬草の効き目と
その必死な祈りが通じたのだろう
ジョゼットは夜中になって
痙攣も止み熱も下がった
そして明け方近く
さらに感動的なことが起きた
それは新しい命の誕生であった
レミは感動した
目の前の輝かしい命の誕生に
そしてその感動は今
新たにレミの心に光を灯す
光はレミに語りかけた
命とはこんなにも素晴らしいものなんだよと
そして仲間の死は悲しいけれど
君は命ある限り
涙を拭いて前へ進むんだと
