北京最大の日雇い拠点の激変

看中国解析
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#中国 #北京 #馬駒橋 #日雇い労働 #農民工 #中国経済 #雇用問題
「困窮すれば馬駒橋(マージューチャオ)へ」と言われた北京郊外の人材市場は、いまや人余り・仕事不足・賃金低下の三重苦に直面しています。かつて出稼ぎ労働者(農民工)の街として多くの労働者を受け入れてきたこの場所は、停滞する中国経済の縮図になりつつあります。
困窮すればマーチル町へと言われてきた北京郊外の人材市場は
今や人余り、仕事不足、賃金低下の39%に直面しています
かつてでかすぎ労働者、農民工の街として
多くの労働者を受け入れてきたこの場所は
停滞する中国経済の縮図になりつつあります
ここは北京最大の零工労務市場、マーチル町です
マーチル町は北京南東の六巻道路沿いに位置し
北京駅層経済開発区を背後に掲げています
過去20年余り、この開発区に進出した多くの製造企業や物流会社が
臨時労働者を必要としてきたため
マーチル町一帯には日雇い労働者が集まる一角が形成され
多くの求人が並ぶようになりました
現在では毎日数千人規模の労働者が
日雇い仕事を求めて集まっています
現地の職業紹介所には手書きの求人札がずらりと並んでいます
自動車部品工場日給約5,400円
電子工場日給約4,400円
医薬品倉庫日給約4,000円
警備員月給約8万円
食品倉庫時給約400円といった具合です
また単に日雇い難言とだけ書かれ
職種の説明がないものもあります
さらに給与欄に白紙を貼り付けて書き直している札も目立ち
まるで量販店の値札のように
その場の状況で頻繁に価格が変更されています
ここに集まる求職者は大きく3つのタイプに分かれます
第一は既に日雇いや長期の仕事を見つけている労働者で
商業街のバス線に殺到し
早朝の送迎バスに乗り込む人々です
第二は路上で少人数没収の仕事を待つ日雇い労働者で
呼ばれるとそのまま現場に向かいます
第三は職業紹介状に入って応募する人々で
これが最も多く
定員に達するとすぐにバスで工場へ送り出されます
全国各地から来た出稼ぎ労働者は
毎朝ここに集まり日雇いの仕事を栄養としてきました
中には自前でヘルメットやモップを持参する人もおり
その光景は数十年続いてきました
馬中町は新たに移り住んできた人々にとって
最初の拠点となり
彼らはここですぐに職にありつけました
しかし近年中国経済の減速により
この地域はもはや膨大な求職者を吸収できなくなっています
不動産市場の低迷で建設現場の需要は減り
賃金も下落しました
工場は若く専門性のある労働者を優先する傾向が強まり
多くの高齢労働者は仕事を見つけるのが難しくなっています
ある自動車部品工場の日雇い募集を行う職業紹介所では
朝8時から夜8時まで日給約4600円という低賃金で募集をかけ
罰が一晩で90人以上を集めました
応募者は全て40歳未満で
工場では保険バンパーの取り付けや
ラベル貼りといった雑務を任されるだけですが
それでも年齢制限があります
現場の採用担当者は
作業自体は重労働ではないが
人が多すぎるからだと説明し
上限をせいぜい42歳までと明かしました
かつてマージューチャーは
困窮者にとって最後の希望とされてきました
しかし今では中国経済の停滞を映し出す
残酷な現実の象徴となっています
ここで仕事を探す人はますます若くなり
一方で賃金は下がり続けています
多くの労働者が徹夜で待ち続けても
結局は仕事にありつけず帰らざるを得ません
国竜工廠出身の大須さんは
2022年に製薬工場を解雇されて以来
マージューチャーで仕事探しを続けています
43歳の彼女は以前
工場で薬剤の錠剤を製造していましたが
年齢を理由に解雇されました
彼女は中学校しか卒業しておらず
多くの若い競争相手が
高校卒業の学歴を持っているといいます
ほぼ毎日マージューショーへ足を運んでいるものの
仕事に就けるのは週に4から5日程度です
しかも今では最も条件の良い仕事でも
日給約3600円にしかならず
かつては賃金が最も高い上
食事も提供されていました
大須さんはすでに年金と
医療保険のかけ金を支払うのをやめています
将来受け取る頃には
政府の年金基金や医療保険基金が
そこをついているのではないかと
不安を抱いているからです
彼女の息子は現在13歳で
国立留校に住む祖父母と暮らしています
最近は息子への小遣いも減らさざるを得なくなり
本当ならもっと良い生活をさせたかったのに
もうダメになったと嘆きました
マージューショーの労働史上は
45歳が大きな分岐点となっています
職業紹介業者はこの基準で労働者を振り分け
職種を決めます
ある職業紹介業者は
マージューショーで一番余っているのは
50歳以上のデカすぎ労働者だ
工場のライン作業が必要としているのは
いつも若い人だけだと語りました
河北省関丹市出身の54歳の李さんは
北京で暮らし始めてほぼ4年になります
これまでは順木区で働いていましたが
旧正月で故郷に戻った後
再び上京して
マージューショーで仕事を探すことにしました
ところが5日間通ってみて
仕事は乏しく人ばかりが多いことを痛感しました
李さんは今のマージューショーは競争が激しい上
職種によっては年齢制限まである
それに給料も下がっていると語ります
彼はかつて宅急便の仕分け作業に応募しましたが
日給は約3000円で
朝7時から夜7時までの12時間労働でした
さらに近道が遠く
往復の移動に3時間もかかってしまいます
東京の人からは
以前はマージューショーでの
宅急便の仕分けや煮卸の仕事なら
日給約3400円は当たり前で
ネット通販の大型セールW11前後には
約7000円まで跳ね上がったと聞いていました
しかし今では稼ぐのが
非常に難しくなっているのです
ある職業紹介所が朝に開けると
女性職員が
半日勤務約1400円と繰り返し声を張り上げました
その仕事は午前7時から正午までの
宅急便会社での見下ろし作業で
大型荷物も小型荷物もあるとのことです
半日で得られる収入は少なく
多くの人が説明を聞いて
しかし1600円と食事無しの条件にも関わらず
最終的には7人の労働者が集まりました
別の人材紹介所では
入口の机に置かれた覚醒器が日給約3000円
その日のうちに支払い
男女不問と女性の声が繰り返し流されていました
仕事内容はシルバリーで
こちらもすぐに店員が埋まり
午後5時半には女性を中心とした労働者たちが
バスに列を作り作業現場へ送られていきました
記者が取材した際
お遠けな子さんの周りには
20人ほどの女性が集まっていました
彼女たちの仕事は果物の包装で
時給は約320円
子さんはあと2人集まれば出発すると話し
20分前にここに来たばかりなのに
瞬く間に人が集まったと語りました
彼は今は仕事が少なく人が余っているから
採用は非常に簡単だと率直に明かしています
一方で悪質な仲介業者も
満十丁に姿を見せています
彼らは高額な手数料を取り立てるだけでなく
違法な仕事を紹介することもあります
こうした状況を是正するため
政府は2.5キロ離れた場所に
新たな公式の労働市場を設立し
トイレや無料の朝食を提供しています
それでも多くの労働者は
依然として馴染みのある満十丁を選び続けています
地元政府が満十丁を整理したいと考える理由は他にもあります
それはこの場所があまりにも露骨に
当局が否定し続けてきた
経済の困難を映し出してしまうからです
市場の監督当局は一部のネガティブなことは
人々に見せてはならないとして
メディアがここで取材することを禁止しています
