家なき子 1977 Nobody's Boy Remi 經典老片場「咪咪流浪記」30

經典老片場
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21 回視聴·2025/07/30
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まさに悪魔の贈り物であった 鳩の卵ほどもある大きな氷の塊が空からグラシエル村を襲った
そして丹精込めた花々と全財産とも言うべき アキャン家の幸せの温室を一瞬にして全滅させたのである
何をしたって言うの?
お腹しちゃいないぞ!
ちくしょう!
姉さん お腹すいたよ
俺お腹ペコペコだ
そうだみんな朝からまだ何も食べていなかったな H.A.N.ET頼むよ
ごめんなさいすぐに 苦労かけると思うがしっかり頼むよ
さあみんないつまでもよそ行きじゃ肩が凝っちまう 着替えた着替えた
ダメだ 無駄だよバンジャマン 一度やられた苗はどんなことしてもダメさ
奇跡だ かつり傷一つないじゃないか
リーズが薔薇の苗木に何を祈る 口の聞けないリーズではあったが
その必死な姿を見て誰もがリーズの祈りを知ることができた 祈りは静かに夕日の中を流れる
神様 誰もがこの薔薇のようにこれからも幸せに暮らせますように
ともかくだ 苗だけならともかく 音質も全滅じゃ これからどうやって借金を払う気だ
はあ あのですから
もう一つガラスを買う金を借りたい? ああそりゃダメだ 第一今までの分だってまだ半分も返してもらってないからね
うるさいぞ 迂回しろ
今日は少し遅くなるかもしれん 裁判所に呼ばれてるもんでな
気をつけてね 地主はついに借金の払えのアキャンを裁判に訴えていた
アキャン家の誰もが明るさを失い 暗い気持ちに沈んでいた
そんなアキャン家の人々を デミはただじっと眺めているしかなかった
生まれ貯めたお金です アレクシス
うちには今お金がないんでしょ こういう時のために貯めておいたんです
ありがとうアレクシス でもお前の気持ちだけで父さんは十分だよ
このお金はなアレクシス お前の力で作ったお前の勲章だ 自分のために使いなさい
でも 安心しろアレクシス
父さんにだってたくさん勲章がある お前たちを育てたという立派な勲章がな
大抵なことでは兵庫たれん 心配するな
お師匠さん お師匠さん
前へ進めじゃ デミ 前へ進め 前へ進めじゃ
前へ進めじゃ
前へ進めなんだ 僕までメソメソしてちゃいけないんだ
好きな声出して
温室や畑を整理して種を植え直す わかってないんだよ レミオ畑もうちも借金が払えない以上
地主さんのものなんだぜ もし裁判で勝ったら
それから苗を植えたんじゃ 花が咲くのはいつになると思う
まだ負けたわけじゃないんだ とにかく前へ進めさ
パンジャマンもアレクシスも そしてリーズも明るさを取り戻す
いつの日か再びこの畑に 温室に花を咲かそうと
それはすぐに消えてしまう虹のように つかの間の希望でもあった
うわぁ ほんとだ 通りでいい匂いがすると思った
久しぶりにドーンと豪華バー
ご苦労だったな もうだいぶ進んだのか
さあ みんな席に着いた着いた スープが冷めるぞ
はい
でも父さん 今日はずいぶん早かったね 裁判所行った日は遅くなるのに
うん 今日はちょっとな
さあさあ それより食べようじゃないか
エチエネットが腕によりをかけたごちそうだ
エチエネット お前も早く席に着きなさい
さあ みんなと一緒に食べよう
はい もう少しですから
ひどいわ こんなに優しい父さんを
エチエネット お前が取り乱してどうする
お別れにみんなでたくさんごちそう 食べようと言ったのはお前じゃないか
馬鹿 勝たないエチエネットは
お金の返せないアキャンは この日家と土地を取り上げられた上に
懲役5年の判決を受けたのである
下着とそれからシャツです
ありがとう 子供たちよ聞いておくれ
父さんは今まで人を騙したことも ましてや人を殺したこともない
だから父さんはこれから刑務所に入ることを 決して恥ずかしいなどとは思っていない
お前たちも今までのように明るく胸を張って これからの毎日を過ごすように
お前たちのこれからの身の振り方は
私の妹 つまりドルーズに住んでいる カトリーのおばさんに頼んでおいた
今日の昼頃にはここへ来てくれるはずだ
さてとではそろそろお別れだな
レミ せっかくうちの子になってくれたのに こんなことになって許しておくれ
リーズ 辛いことがあっても泣いてはいかんぞ
兄弟たちの面倒を見に カトリーのおばさんがやってきたのは
お昼を少し回った時だった
兄さんの留守の間 お前たちをそれぞれ親戚のところで
預かってもらうように決めたよ
じゃあみんな別々のところへ
まあそうなるね
何 刑務所で過ごすお前たちの父さんのことを思えば
そのぐらいは何でもないよ
さて まずリーズちゃんはドルーズの私の家へおいで いいね
それからアレクシス お前はバルスの探偵にいるおじさんのところだよ
はい
そしてバンジャマ お前はサンカンタンのおじさんを知ってるね
うん 太ったおじさん
そう そこへお行き
うん
そしてチェネットはエスナンドのおばさん家だよ
赤ちゃんが生まれたばかりだそうだから 面倒を見てあげておくれ
はい
さてと それじゃみんな 明日の朝までにちゃんと用意をすること
そうだよ おばさん レミのこと忘れてるよ
レミはどこへ行くの
あの 父さんの手紙にレミのことも書いてあったと思いますけど
はい ありましたよ でも 気の毒だけど引き取り手がないんだよ
いろいろ親戚を当たってみたんだけど
どのうちも一人増えればそれだけ暮らしが大変でね
まして血のつながりもない子はね
さて 私はちょいとご近所へご挨拶に
リーズは飛ばせ
そんなのダメだよ ダメだった
そうだよ レミはうちの子なんだ
俺たち兄弟と同じなんだよ
ありがとう みんな
僕のことを心配してくれてありがとう
でも僕は大丈夫
みんなと別れるのはつらいけど 僕のことなら心配いりません
レミ レミ レミ
レミ じゃあ あの私ちょっとご近所へ
レミ レミ
レミにあてがあるはずがない
だがレミはそれほど暗い気持ちにもならなかった
それはレミの心の中に何か力強い声が聞こえたような気がしたからだ
そしてレミはその声をはっきりと聞き取った
いつか聞いた懐かしい言葉だ
本当です 本当に僕のことは心配いりません
男はいつかは一人で生きていくものなんです
僕 明日からはそれを試すいい機会だと思うんだ
男はいつか一人で生きていくもんじゃ
前へ進め 前へ進むんじゃ レミ
そうです 前へ進め
咲いてる 白いバラが見事に
レミ このバラを僕にくれるのかい
よし じゃあ 僕はお別れにこれを
これを君に持っててほしいんだ
僕の一番大事にしてる白鳥の刺繍が入ったアンカチだよ
僕こそありがとう リーズ
新品でちょっと惜しいけどな
どいたどいた 今までにケッチして貯めた半分だ
こんなに いいんだ
あきゃんけんのためには役立たなかった
その分 君のために役立ってほしいんだ
これ 私の使ってた針箱よ
一人になったら自分でボタン付けをしなきゃならないでしょ
ありがとう ミミィ 本当にありがとう
大丈夫 僕はね
みんなを結ぶ兄弟の輪になるつもりだよ
兄弟の輪?
僕はまたカピと一緒にゲームをしながら旅をするだろう
でも 僕の旅は別に行き先が決まってるわけじゃないんだ
だから つまり 僕は順々にみんなのところを回ろうと思うんだ
リーズからバンジャマンへ
バンジャマンからアレクシスへ
アレクシスからエチェネット姉さんへ
そしてまたリーズへとね
みんなの頼りやことづてを持って一年に一度
いや 二度ぐらい
なるほど 兄弟の輪か そいつはすごいや
レミ ありがとう
俺たちが離れていても一つなんだね
兄弟の輪の誓いを残し
アキャン家の素晴らしい兄弟たちは
一人一人が見知らぬ土地へと去っていった
そしてレミは師匠ビタリスの誇りを胸に抱き
初めて自分の力だけで
新しい旅への第一歩を踏み出そうとしていた
