なぜ飛行機ではまだ出来ない?完全自動操縦の致命的欠点と歴史を解説【ゆっくり解説】【航空工学】

航空工学館【航空技術ゆっくり解説】
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#飛行機 #航空 #ゆっくり解説
◆チャンネルについて
このチャンネルでは航空機技術に関する仕組み、構造などをゆっくり解説していきます。
◆動画について
今回は航空機のオートパイロットの歴史、完全自動化が難しい理由などをゆっくり解説していきます。
よ霊夢何見ているんだあ魔理沙今アメリカ
の自動運転タクシーのニュース記事を見て
いたのよまだ一部とはいえ本当に完全自動
運転の旅客輸送が実現しているなんて日本
にいると信じられないわそうだな日本は
その分野で言えば少し遅れているだろう
から実感がないよなでも私を持ったんだ
けど飛行機なんかは今でもすでにほとんど
自動操縦になっていたりするじゃないだ
から自動操縦にしてコクピットをなくして
最前列にファーストクラスを作ったら
流行りそうじゃない
魔理沙はどう思う確かに
霊夢の言うようなアイディアができたら
理想だな実際に現在多くの航空機メーカー
が完全自動操縦の航空技術を研究開発して
いるんだでもなんで昔から自動操縦がある
航空分野で
完全自動化がまだできないのよしそれ
じゃあ今回は
航空機の自動化の歴史と問題点を解説して
いくぜお願いするわこのチャンネルでは
航空機技術に関する仕組み構造などを解説
していくから良かったらチャンネル登録で
応援してもらえると嬉しいんだぜ
そもそも
航空機が自動化されたのはいつ頃の話なの
航空機で最初にオートパイロット機能を
開発したのは1912年のアメリカの
スペリー車だとされているスペリーは
1910年に船舶用のジャイロス
スタビライザーやジャイロコンパスを製造
するために誕生した会社だが
航空機用レーダーなどの開発も手掛けてい
たんだ
1930年代にはこのスペリーのオート
パイロットシステムを搭載した
ロッキードベガ5Cが世界一周飛行を達成
しその実用性を証明したんだぜそうなのね
私はてっきり
航空機の電子システムが発達していった
70年代あたりに初めて作られたのかと
思っていたからそんなに昔からあるなんて
びっくりだわすごいよなその後第二次大戦
中にはアメリカがB17やB29などの
爆撃機にオートパイロットシステムを採用
したこれらは飛行制御だけでなく照準器と
連動しておりより正確な爆撃を可能にした
そうだ
民間機で現在のオートパイロット機能に
近いシステムを始めて採用しのは
ロッキードのL1011トライスターだと
言われているトライスターでは
完成後方装置や地上の航空支援設備から
機体の正確な位置を取得し
離陸直後から着陸までを全て自動操縦
できるようにしたんだ前に動画に出てきた
トライスターねトライスターが登場したの
はいつ頃だっけ70年代前半だなだから
70年代の時点ではすでに
民間の旅客機も離陸直後から着陸まで自動
操縦でコントロールできる技術がすでに
あったんだそう考えると自動車の自動運転
なんかに比べてかなり進んでいたわよね
ああそして1980年代になるとオート
パイロットや後方ケーキ
insGPSなどが一元化された飛行管理
システムFMSが登場これにより目的地
までの最適な飛行コースの計算や飛行姿勢
速度
航路などを計算し安定して最適な飛行を
行えるようなオートパイロットシステムが
確立されていったんだこの辺りから
民間の旅客機でもオートパイロットを搭載
した航空機がかなり普及してといった感じ
だななるほどねそれで今は私たちが飛行機
に乗っている多くの時間は自動操縦なのよ
ねそうだぜ基本的に離陸と着陸以外は自動
操縦だなさっきトライスターの話で着陸
まで自動操縦が可能って言っていたけど
そこは今もパイロットが操縦しているのね
いや使う時と使わない時があるんだぜどう
いうこと着陸時の自動操縦ではilsと
いう誘導電波を利用するシステムを使用
するしかしこれは空港側からilsの電波
を発する必要があるためそのシステムを
完備している空港や滑走路でしか使えない
んだそういうことね
ilsは大きめの国際空港なんかでは
だいたいあるが小さな地方空港には配備さ
れていないことも多いだから
ilsで着陸できる空港では自動操縦を
利用するがそうでない場合は手動になるん
だぜこのシステムがあるおかげで
視界が悪く滑走路が見えない中でも安全に
着陸できるようになったんだ
是非全ての空港に配備してほしいわね
じゃあ
離陸の自動操縦が未だに実現ししていない
のはなんでなの
離陸は飛行中や着陸に比べ自動操縦で対応
しきれない要素が多いからだぜ対応しきれ
ない点あー離陸時は空港に多くの航空機が
いたり空港設備が隣接していたりするだろ
例えばだがもしかしたら離陸の滑走を始め
た後に別の航空機が何かの間違いで滑走路
に侵入してくるかもしれないし
滑走路上で小さい遺物を見つけるかもしれ
ないもしかしたら滑走中に機体の異常を
感じるかもしれないしな
航空機ではV1と呼ばれる離陸決心速度を
超えると
離陸を中止することができないが
離陸に向けた滑走を始めてからこの速度に
達するまではわずかな時間だそんな中で
離陸を中止するかそのまま離陸した方が
安全か判断するには周囲の状況や燃料搭載
量乗客数天候
離陸を中止しようとしている理由などに
よって変わってくるからシステムに判断さ
せるのが難しいんだそのため
離陸操作自体を自動化することは簡単だが
実際の運用では基本的にフライト
マニュアルの自動操縦システムの使用を
禁止されているんだ現代の航空機には
オートスロットルなど
離陸時の補助になるシステムを搭載されて
いる機体も多いがこれらも原則的に使う
ことができないなるほど
複雑な要素がたくさん絡む状況では人間の
経験や感覚が機械を上回るということね
ああそういうことだなだから
航空機でも
離陸から着陸までを全て自動操縦で行う
ことは
技術的には可能なんだ自動操縦による運用
が進まない問題点としてはさっき話した
離陸時の問題のほかにもいくつかある
例えば一部自動化されている現在の着陸の
運用でも横風が強い場合はオート
パイロットを使ってはいけないこれは
おそらく強い突風が吹いた時などの急激な
姿勢変化に自動操縦では対応しきれない
からだろうまた空港周辺の空域が混雑して
いる状況下では
頻繁に行動を変える場合があるがオート
パイロットではこういった臨機応変な対応
にまだ信頼性の問題があるみたいださらに
この必要なシステムは事前に想定される
トラブルやデータ入力に基づいた操作は
正確にこなすことができるが
突発的な緊急事態には弱いそういった時に
はやはりパイロットが判断を下し
操作を行った方が安全なんだそう考えると
確かに航空機の完全自動化は難しそうね
ただ
冒頭にも話したように様々な航空機
メーカーなどが完全な自動化を実現する
ため
研究開発を続けているんだここからは
そんな計画を少し紹介していくぜ
まず紹介するのはブラジルの航空機
メーカーエンブラエルが2022年の
ビジネス航空機ショーナショナルビジネス
アビエーション2022で発表した未来の
ビジネスコンセプト記だエンブラエルは
小型機やビジネス機の分野で実績がある
旅客機市場で世界3位を誇るメーカーだぜ
そんなエンブラエルがこの航空ショーで
期待最前列のコクピットを廃止した
コンセプト機を公開して話題になったんだ
戦闘部分も客席になるって事すごい贅沢ね
あくまでコンセプトでエンブラエルはこの
機体の開発計画や詳しい仕様を公表してい
ないが
将来のビジネスジェットの姿としてこれを
公開していることから
完全自動操縦技術の実用化を目指した動き
をとっていると見ていいだろう実際に
エンブラエルは近年
航空機の完全自動運用を目指す自律飛行
システムの実験飛行を行っているし
将来的にこれらの技術を生かした機体が出
てくる確率は高いんだぜこのタイミングで
コンセプト機を公開するってことは現段階
で自信があるのかもしれないわねああそう
だな次に紹介するのはアメリカ
カリフォルニアのスタートアップ企業
Xウイングが取り組んでいる
完全自律飛行の貨物機計画だ
Xウイングは
需要の高まる航空貨物輸送の分野に目を
つけ
既存の航空機と連携する自立飛行システム
を開発しているんだ
Xウイングは実際にセスナの小型機に自社
システムを連携させ自律飛行実験を成功さ
せている
航空機を1から作るのではなくソフトを
作っているのねあーXウイングは実用化に
向けた大きな障壁であるFAAからの承認
を取得するため運用するのはあくまで既存
の航空機とし使用の変更が最小限になる
ような形を取ったんださらにFAAからの
認可取得のためテキサス州の小さな貨物
航空会社を買収し
認可取得に向けたノウハウを蓄積している
といい自律飛行技術の実用化に意欲を見せ
ているそれは賢いやり方ね
Xウイングによれば2025年には世界で
3万人以上のパイロットが不足するだろう
としており自立飛行の技術は将来一般的に
なるだろうと考えているみたいだな
Xウイングのシステムは一度既存の機体に
組み込めばあとは指導する時だけ地上の
管制官に監督を求めその後は完全な自律
飛行が可能だ
貨物輸送のコストを20から30%
削減でき同時にパイロット不足の解消にも
つながると見ているんだ確かにこれが成功
したら航空業界にとって革命ねそしてもう
一つあのボーイングも自立飛行技術の開発
を進めている2019年には自律飛行の空
飛ぶ車の飛行テストを成功させているし
自律航空機が飛べるようなインフラ整備に
も積極的だボーイングほどの会社がそこに
積極的になってくれるのは心強いわね
ボーイングは将来的にこのような小型航空
機が車くらい手軽な移動手段として
行き交う未来を予測していてこれらの飛行
テストはその布石になると見ているん
だろうな
昭和や平成の時代に描かれていたSFの
世界みたいに空飛ぶ車が街を行き交うよう
になるの
少なくともボーイングはそれを目指して
いるみたいだなまあ実現までには10年
20年じゃ効かない年月がかかるだろうが
小型航空機が車のように行き交う街並みも
見てみたい気がするなそうねボーイングに
は頑張ってほしいわ
今回は航空機の自動操縦技術や今後の
見通しについて解説したぜ最後はとても
壮大な内容だったわねああただ自立飛行の
運用が実現したとしても最初はXウイング
が進めているような小型貨物機への
システム搭載などが現実的なところだろう
なそこから徐々に広がって
便利になるといいわねああ安全性の確保も
忘れちゃいけないが
技術革新でなんとかして欲しいんだぜ今後
の動向に注目ねこの動画を面白いと思って
くれたらチャンネル登録や高評価をして
くれると嬉しいわそれではご視聴
ありがとうございました
