《審計風雲》3B

Unregretful無悔Youth青春
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12 回視聴·2025/12/04
だけど僕は北山を救えなかった。
時々わからなくなるんだ。
我々の仕事は本当に世のため人のために役立っているのかって。
吉野さんはどうして会計士に?
クライアントの笑顔のためかな。
僕はこの仕事が好きなんだ。会計士の仕事を愛している。
そんなこと言う会計士。
私初めて会いました。
吉野さん、東都銀行の手札止めるそうですね。
ああ。
相手を信用して全力で取り組む。
それだけだ。
その姿勢、正直言って心配だな。
え?
なんていうか、それ続けてると吉野さん自身が疲れちゃうんじゃないかって。
信じた分だけ裏切られる。
ガムだ。
僕はそうは思わない。
信じるから裏切られることもあるけど、
救われることもある。
リオって何ですか?
俺の顔もう見たくないって顔に書いてありますよ。
君に頼みがあってね。
担当直入による、僕のチームに加わってほしい。
僕と一緒に東都銀行の監査を務めてほしいんだ。
ちょっと待ってくださいよ。
悪いが拒否する権限は君にはない。
理由を教えてくれませんか?
理由?理由は明かせない。
監査に支障を来たすからね。
悪いけど俺、手加減しませんよ。
望むところだ。
いつも通りの君で、容赦なく監査してほしい。
経営企画室長の菅と申します。
主査を務められる吉野先生。
私が吉野です。
よろしくお願いいたします。
早速ですが、事故査定書を拝見します。
はい。財政監督長の金融検査マニュアルに従いまして、
私どもの観点から融資先を正常先、要注意先、要管理先、
破綻懸念先、実質破綻先、破綻先、この6つのグループに分けております。
ご苦労様です。
改めて、この判断が適切かどうかチェックさせていただきます。
何時間かかってもいい。
隅々までチェックして判断を下すこと。
いいね。
はい。
市長、なぜ若助先生が…。
ここに添付してある不動産鑑定書ですが、日付が古いので、
現在の不動産価格でもう一度取り直していただけますか。
こちらですが、現在の財政状況を考えると、有利子負債比率が6割を超え、
利息負担が課題になっており、リストラによる販売管理の削減も限界です。
売上げの低迷を考えると、これ以上の利益増が認められません。
これを正常先とは言いづらいですね。
大丈夫かね。
旗の懸念先が増えれば、自己資本比率4%は到底難しくなるぞ。
申し訳ありません。
こちらも不安材料はなるべく払拭するように指導してはきてるんですが、
監査法人への締め付けも厳しくなる中、そうはまくはできるのでしょう。
でも、そんな悠長なことをおっしゃってよろしいんですか。
今のところは、ゆし先でも小さいところばかりで、大きいところはこれからね。
大丈夫だというのかね。
当然です。考えてもみてください。
第一、党とが破綻して喜ぶものなど、誰もいないんですから。
はい。
お願いです。
明日から見ていただく大口のゆし先は多額の負債を抱えています。
どうか吉野先生のおうち…
何か?
いや、間違い電話だ。続けて。
よろしくお願いします。
吉野君から連絡まだかね。
いえ、まだあるの。
以上が今回抽出されたゆし先の査定書です。いかがでしょうか。
まだ全てのチェックが終わっていません。
ですが、残らず目を通していたら予定の時間内に終わりませんよ。
主査は私です。終わるまで続けます。
吉野先生。
何ですか。
あなたどうしてそうやって必要にチェックなさるんですか。
我々の査定が信頼できないとでも。
信頼するに足りるか否か、それには相手のことを知らなければなりません。
どんな細かいことでも。そのための努力を怠りたくないだけです。
ならば吉野先生、私の話を聞いてください。
私には大学受験を控えた娘がいます。
年老いた父親の治療費も馬鹿になりません。
今、トートにもしものことがあったら、私の家族はどうすればいいのか。
あなた、トート銀行を潰すつもりか。
このメガバンクの経営が健全に行われているかどうか。
我々はその重要な判断を迫られています。その重責に応えるために努力しています。
我々も命を削って挑んでいるんです。
どうか、最後まで口を挟まないでいただきたい。
たった今、お宅の会計士たちが引き上げていった。
吉野先生は、あなたのお住み付きだそうだが、
うちの姿は、それが合わなかったようだな。
ご心配には及びません。彼がどういう判断を下そうと。
最終決定権は、監察責任者であるこの私にあります。
査定書の雑貫を聞かせてくれるか。
率直な意見でいいですか。
もちろんだ。
トート銀行は、飛鳥グループ全体で3000億の負債を抱いています。
しかも不良再建がおよそ800億。絶望的ですね。
朱音君。
私も同じ意見です。
トート銀行の査定書は甘すぎです。
実情とはあまりにもかけ離れています。
そうか。
これだけのものが不良再建に組み込まれれば、
自己資本比率は確実に4%を割り込みます。
乱暴に言えば、トート銀行はもう破綻しています。
君たちと同じ意見だ。
くまなく審査した結果だから、誰にも異論もないと思う。
しかしだからといって、
トートの経営がすでに破綻というのは君の感情的、主観的な思い込みにすぎない。
先方の話を聞き、妥協点を探る努力なくして、その結論は早急すぎる。
まだそんなこと言ってるんですか。
何もまだ適正意見を出すと言っているわけじゃない。少しでも前向きに努力しようと…
同じことじゃないですか。
あんた今までずっとそうだったんだ。
また明日からと同じ過ちを繰り返すつもりですか。
ケンジ。
だけど結論は出せない。
これだけの大手都市銀行が破綻すれば、
我々だけの問題ではなくなる。
この国全体の経済に影響が出る。
審査会にかけるのが筋だ。
そこで、公正な結論を出そう。
トート銀行の監査の結果は、お配りした監査資料の通りです。
この事故査定書を基とした決算書を認めるか否か、
審査会で結論を出したいと思います。
では、トート銀行監査責任者である篠原先生。
報告は吉野主査から伺いました。
いくつかトート銀行側に事故査定の甘いところが見受けられますが、
不適正だとする監査報告を出す額でもないと判断します。
よって、監査責任者としては承認いたしたい。
異論はないようですね。
待ってください。
理事長。
その言葉、我々の監査した結果を全て把握なさった上での結論ですか?
君に発言権はないよ。
若杉君も監査メンバーの一人です。
発言を許します。
ありがとうございます。
トート銀行の融資先の奥が明らかな債務増加です。
それは監査に立ち会った我々会計士が承認です。
君たちの意見は吉野主査から聞いた?
でも、飛鳥屋の査定書は?
まだ改善の余地がある。
そうだよね、吉野君。
吉野さん、俺は主査としてのあなたを信じてます。
若杉君なんて出てきたね。
あなたも俺を信じてチームに加えてくれたはずだ、そうでしょ?
出て行きなさい。
お話したいことがあります。
私はこれまでクライアントに寄り添ったクライアントのための監査を心掛けてきました。
先方の話に耳を傾け、合理的な解決策を見出し、監査を承認へと導く。
それが私のスタイルです。
しかし、時代はもはや私のような会計師を必要としていないのかもしれません。
東都銀行の監査を担当した主査として断言します。
東都銀行の自己査定書は明らかに実情とはかけ離れており、適正意見を下すことはできません。
馬鹿なこと言ってるんじゃないよ。今までの結論を覆すつもりかね。
理事長、あなたは私を信じて主査という大役を任せてくださった。
君はよくやった。東都銀行を救うために…
目的は東都銀行の救済ではありません。
厳正で公正な監査により正しい判断を下すことです。
強いてはそれが日本経済を救うことにつながります。
吉野君も、君が監査者として受けてきた重圧を私にも十分理解できる。
しかし今、君は冷静な判断を下せないでいる。
主査として、私の意見に変わりはありません。
何言ってんのか分かってんのか。
君の判断が今、一つのメガバンクを崩壊させようとしてるんだ。
それは日本の経済に与える影響を君が考えたことあるな。
その判断を私に委ねてくださったのは、あなたです。
理事長、皆さんにお配りして。
これは飛鳥屋の裏帳簿じゃないか。
これによると800億の債務増加じゃないか。
若杉君の言う通りだ。
自己査定書の内容とは全く違うじゃないか。
一体どういうことなんだ。
理事長、お答えいただけますか。
私からお話しします。
これは以前私が担当した飛鳥屋の監査資料の一部です。
その折は、飛鳥屋の決算書を承認いたしましたが、
青波鉱産との取引関係の中で、不良在庫や核売り上げを見落としておりました。
これだけの巨額の紛失を見落としていたとなると。
こんなことが公明になれば、虚偽証明で訴えられるぞ。
そうなれば、我々も連帯罪なんだ。
では、もう一度皆さんの意見を伺いたいと思います。
東都銀行の決算書は不適正だと思われる方、挙手でお願いします。
ここは厳正に対処すべきだ。
よって審査会としましては、東都銀行の決算書に適正意見は下せません。
自分が何をしたのか、分かってんのかね。
君たちも同じだ。必ず後悔するぞ。
適正と認めない?まずく。
おい、悪い冗談はやめなさい。
おい、いいから理事長と変わるんだ。
おい、おい!
ど、どちらへ?
直接話してくれ。
いけません。今表から言ったら騒ぎが広がるだけです。
記者たちが入り口で待ち構えているんです。
じゃあ、お前が行け。
経営企画室長として責任を持って確認してこい。
ありえない。絶対にありえない。
どういうつもりなんだよ。
そもそも、なぜ若すぎをチームに加えた?
君の最も苦手でするタイプじゃないか。
全て、自分の判断です。後悔はありません。
君の感想なんかどうだっていいんだよ。
東京丸の内、東都銀行本店前の道路で
男性が血を流して倒れているのが発見されました。
面白くなりそうな予感。
先方が待ちです。参りましょう、社長。
よし、行こうか。
調べによりますと、男性は東都銀行経営企画室長
菅明宏さん、51歳です。警視庁は東都銀行本店ビルの
屋上から飛び降りた可能性が高いとして…
吉野さん。
若すぎ君、君がいてくれてよかったよ。ありがとう。
若すぎ、吉野見なかったか?
今出てきましたけど。
あいつ。
何かあったんですか?
俺のデスクの日出しに、こんなものがあいつ。
作業やめてください。
東都銀行の監査結果を見消すつもりですか?
言いがかりもはなのだち。
もうやめてください。裸足で監査をしただけです。
銀行をぶっ潰すなんて、さすが俺が見込んだ会見師だ。
篠原理事長の退任を要求します。
