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動画の概要
AI生成ベニオが女学校に通うふりをしながら出版社に就職し、男装の記者として奮闘する物語です。女嫌いの編集長に正体を隠して働き、失敗しながらも成長する姿や、行方不明のショイを想う家族との絆が描かれます。最後には、満州にショイに似た人物がいるという噂を聞きつけ、彼を探す旅に出る決意をします。
はい、家計を助ける者と女学校へ通っているフリをして、今日も京都で就職探し。
花瓶知事の紹介で出版社を訪ねては見たものの、
けんもホロロのお扱い、追い払う口実に米騒動の取材されたベニオは、
ここでもやっぱり、大乱闘!
またもや、豚バコに放り込まれてしまう。
だが、しのけの多い将軍を買われ、ここにめでたく採用を決定。
ところが、欠席を知らせてきた教師によってベニオの秘密は続けとなった。
しかし、互いに会い、知らぬふりして嘘の付き合い。
はてさて、この嘘、いつばれ…
いいか、この会社にいる間は、自分を女だと思う。
男として働くんだ。
女は泣く。女は甘える。女はサボる。
もし君にそういうことがあれば、即刻辞めてもらう。
難しいな。あたしって女らしいから。
よく言うな。
ま、君のことだ。大丈夫と思うがね。
どういう意味でしょうか?
ちょっと、みんな紹介する。
今日から入社した、花村ベニオ君だ。
よろしくおねがい。
よう、こっちこそよろしく。
君はそっちの机を使えばいい。
いよいよあたしも雑誌記者か。
ごきげん。
しかし、よくあの編集長が女を雇ったな。
あれ、知らないの?
あの編集長、有名な女嫌いで通ってんだぜ。
え?
そうは見えないけど。
何しろ女に触られただけでジンマシンが出ちゃうんだ。
あれ、絶対本物だよ。
ジンマシンだなんて。
本当だって。
試してみたら?
何をサボってるか!
取材取材取材!
さっさと働け!
その晩あたしは、毎日学校サボって結社だけ収めるのは無駄だと思い、
学校を辞める決心をしたのです。
ベニオさん?
この家のため、ベニオさん卒業までもうすぐではありませんか。
おやめなさい。
あたし学校が大嫌いなんです。
学校行ってるだけで血圧が上がって、食欲がなくなり、意識が朦朧となるんです。
助けると思って、見逃してください。
シノブさえ生きておれば中途退学などさせなんだのによ。
でもあたくしたちは、シノブさんを失った代わりにベニオさんという人を得たのです。
ん?
わしはこの頃じゃ、ベニオが本当の孫のように思えてならんのじゃ。
西に火事があれば行って取材し、東に騒動があれば行って取材し、取材、取材の毎日であった。
新入社員はどんな具合だね。
なかなかよくやっていますよ。
女だからといって甘えることはないだろうな。
ある人が女だというのは神への冒涜ではないでしょうか。
そうか。
すみませんね。あなたにばかり苦労をかけて、あたしたちに財産がないばかり。
世が世ならやんごとない家族の乱いところで、ちもちもの女のように働くなどをしたわけ。
やだやだ、おばあさま。これからは女だって仕事を持つ時代なんですよ。
でもベニオさん。
あたし平気です。若いし丈夫だし、それに今の仕事あたしにも至るみたいだし。
それよりも、おばあさまこそ元気を出してくださいね。
おばあさまがそんなんじゃ、ショイが帰ってきたらきっと心配しちゃうでしょ。
え?シノブが?
ええ。帰ってくるに決まってるじゃありませんか。
じゃあおやすみなさい。あしたまた早いのであたしもおやすみます。
まだ信じている。シノブさんが生きている。
マリンカの花。
ショイ。
荒地に咲く花です。
シベリアの短い夏に大地を覆い尽くして咲く花です。
ショイ。
え?何ですか?
提案があるんです。
提案って何ですか?
無しにしましょう。あたしたちの結婚。
そんなに暴れると危ないです。
気づかなくていつもいつも困らせてばかりいたあたしだ。
このあたりも危険になりました。赤軍がわが者顔で。
この先ロシアはどうなるのでしょう。
ラリーさん。僕たちはどこへ?
もっと安全なところへ行きましょう。
革命が進めば公爵という身分はなくなるかもしれないの。
サーシャ・ミハイロフ公爵。
サーシャ・ミハイロフ公爵?
重い病気でまだ記憶のお戻りにならないのね。
おじいさま。おばあさま。
今日はあたしの初めての月休日なんです。
何かおいしいお土産を買ってきますからね。
楽しみに待っててください。
待っておるぞ。
初めての月休日なんて自分のことのように胸がドキドキいたしますよ。
あれも買って、これも買って。
ハナマヤ君。
はい。
ボケット、何考えてるんだ?
悪いが、江戸川端さんぽ先生のところへ
灰燼二重瞑想の原稿を取りに行ってくれないか?
行き先わかってるのか?
苦労したよ、今回は。
その代わり、いい出来だと思うが。
次は、音は二丁目。
高段車前。
オラのことだべか?
嫌なもの見てしまった。
あたしの章位はこんな米印おめめのドーナツくちびるではないのだ。
やだやだ、あたしどうかしてる。
章位がこんなとこにいるわけないじゃないの。
かてがさびしいようなと。
何かお知見かな、お嬢さん。
なに、原稿をなくしただと?
ばっか者だ。
なんてことをしてくれたんだ。
今日中に印刷所に原稿を入れなければ、本が出せんのだよ。
すいません。
命より大切な原稿を忘れるなんて、雑誌記者として失格だ。
これだから女は嫌だ。
あたし、江戸川端先生にお願いして、もう一度原稿を。
ばか者。
そんなに簡単に書き直してくれる先生じゃない。
前にも原稿を紛失した奴がいたが、そいつがどうなったか知ってるか。
その時先生はな。
助けて、助けて、助けて。
天気のもぎりのさびとなりきって。
本当ですか。
自分の目で確かめるんだな。
待て、これも行こう。
原稿が入ったらすぐ送れるよう準備しておけ。
先生、お客様です。
え?
申し訳ございません先生。
部員の不注意で大切な原稿を失くしまして。
な、なんと。
初めての月給ももらわずに、電気のこぎりのさびになります。
やめろ。
失くした原稿ちゅな君。
これかね。
何、電車の中に落ちていたと言っての、読者がわしの原稿として届けてくれたんじゃわ。
先生。
これからは気をつけてくれたまして。
ハイジン二重面相は先生のことだと思って尊敬します。
それにファンカブも作っちゃいます。
わし、そんなにハイジン見てるかしら。
ハイジン二重面相は先生のことだと思って尊敬します。
こんなに遅くまでやってるのか。
もう帰っていいぞ。
残りは俺がやっておく。
いいえ。
あたしのせいで遅れたんですから。
最後までやっちゃいます。
遅いの、レニオは。
何か間違いでも起こったのでなければよろしいのですよ。
よし、これでいい。
印刷へ渡してこよう。
花村君。
あたし寝ちゃったんだ。
編集長は?
いや、なんちゅう麗しい顔。
編集長ってすっごいハンサムだったんですね。
今まで気がつかなかったけど。
顔のことは言うな!
もう朝になってしまって。
ベニオのやつ、とうとう帰らなんだか。
きっと事情があってのこと、お怒りになってはいけませんことよ。
分かっておる。
ただ初めての月休日をあの子と共に祝いたかっただけじゃ。
あの子がおらんとこの家は寂しいの?
おのれ。
ベニオさん!
ベニオ!
すいません、仕事で徹夜しちゃって。
ベニオ様!
はい、月休袋。
おじいさまとおばあさまに差し上げます。
いいんですよ、あなたの無事な姿さえ見られれば。
そうじゃ、そうじゃ。
いや、しかしせっかくじゃ。
ありがたくちょうだいしよう。
人生すごろく山あり谷あり、泣いて笑った。
冗談者の不人気者としてさっそく社会へ行き出したが、
どうせわれらがはいからさん、一筋縄ではいかぬはず。
たの失敗めげもせず、大ハッスルで笑いと涙の渦をまく。
おりしも満州馬族の頭目がなんと日本人だという聞き込みに、
もしやしょういかとベニオは心をはずませて探し求めて満州へ。
次回、はいからさんが通る。
愛しのしょうい、今伊豆湖。お楽しみに。
