カンター氏はこう語った。

「勇敢なすべての法輪功学習者に敬意を表したい。
彼らはどこへ行っても私を支えてくれる兄弟姉妹のような存在だ。」

さらに彼は、法輪功学習者へ向けて「強くあり続け、勇敢でいてほしい」と呼びかけ、
「誰が相手であっても、自分が正しいと信じることを貫いてほしい」と語った。

◆ NBAキャリアを犠牲にしても、人権問題を訴え続けた理由

カンター氏は、NBAで11年間プレーしながら、中国共産党による人権侵害──法輪功学習者、ウイグル人、チベット人、香港などへの迫害──を公然と批判してきた。
その結果、約5000万ドルもの収入機会を失ったとされる。

さらに、
2022年2月10日、ボストン・セルティックスからヒューストン・ロケッツにトレードされ、そのわずか4日後に解雇された。 
この背景には、中国市場を重視するNBAの圧力があったのではないかとの指摘もある。

それでも彼は一切後悔していない。

「給料よりも、身を挺して行動することの方が大切な時がある。」

◆ 「この問題は、私個人よりも、バスケットボールよりも、NBAよりも重要だ」

インタビューの中で、カンター氏は次のように語っている。

「この問題は私個人よりも、バスケットボールよりも、NBAよりも重要です。
なぜなら、私たちがアメリカで快適に暮らしている一方で、海の向こう側
世界の反対側では、人々が愛する人を失い、命を落としているからです…」

そして、世界で起きている人権侵害を列挙し、行動を呼びかけた。

「香港で起きていること、台湾で起きていること、
ウイグル族に起きていること、法輪功学習者に起きていること、
チベット人に起きていること──
私たちは、起きていることに対して行動を起こさなければならない。」

◆ そして彼は最後にこう警告する

「中国(中国共産党政権)は、中国国内の人々だけでなく、
自由世界全体をも脅かしている。」

◆ 結びに

自らのキャリアや収入を犠牲にしてでも、迫害される人々のために声を上げ続けるエネス・カンター・フリーダム氏。利害や保身を越えたその言葉には、私たちが「人としてどう生きるか」という本質を厳しく突きつける、揺るぎない重みがある。

【引用記事】新唐人TV(2026年5月19日)
【関連記事】中国の人権問題を発信 元NBAのカンター氏 2022年ノーベル平和賞候補にノミネート