アメリカの保護者らは近年、子どもを電子機器から遠ざけることの難しさを実感しています。特にCOVID-19の影響で数か月間学校が閉鎖され、子どもたちがオンライン授業を受けざるを得なくなった後、状況はさらに悪化しました。

アメリカ国立衛生研究所(NIH)が支援する「未来の監視計画」(Monitoring the Future、略: MtF)が公表したデータによると、2021年、アメリカの中学生の約半数が週末に1日平均5時間以上、そのうち30%が7時間以上、動画を視聴していたといいます。

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多くの親は、子どもが電子機器に触れる時間を制限していますが、子どもの中毒や発達問題を引き起こす重要な要因であるビデオプラットフォームのアルゴリズムに対しては、打つ手がありません。

視聴者の注意を引き続けるため、ビデオプラットフォームはアルゴリズムを通じて関連するコンテンツを推奨し続けることで、「中毒のループ」を作り出しています。つまり、人体にドーパミンを放出させることができるバイオリアクションを引き起こすのです。ドーパミンは、人々に興奮をもたらす物質であり、あらゆる中毒行為に関連しています。

「私たちはこの現象を『ワームホール(虫の穴)』と呼んでいます。5分しか経っていないと思っていたのに、気づくと1時間経っていることがあります」と、新技術プラットフォーム「GanJingワールド」のメディアリレーション・ディレクターであるニック・ジェニッキー氏(Nick Janicki)は、Epoch Timesの番組「カリフォルニア・インサイダー」のインタビューで語っています。さらに彼は「物理学的に言うと、それはまるであなたを吸い込むブラックホールのようなものです」と言います。

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「中毒のループ」には、さらに深刻な負の影響があります。ジェニッキー氏によると、同じ種類のコンテンツを常に吸収し続けることで、思考が硬直する可能性があると言います。「これが『確証バイアス*』を引き起こすことになります。つまり、一度バイアスを持ってしまうと、アルゴリズムがそのバイアスを強化し続けるのです。つまり、視野を広げられないのです」と話しています。

(*確証バイアス:自分たちの考えや傾向を裏付ける有利な情報を、選択的に記憶したり収集したりすることで、不利な情報や矛盾する情報を無視すること)

子どもは大人よりも「ドーパミン循環」を引き起こすアルゴリズムの影響を受けやすいとされています。ジェニッキー氏は、「確証バイアス」を引き起こすアルゴリズムは、子どもにとって特に恐ろしい悪影響をもたらす可能性があると考えています。

彼は例をあげて、「もし私が一日中猫の動画を見ていて、私のSNS上の友達全員も猫の動画を見ているとします。そうすると、私たちはこのような『マイクロ・コミュニティ』において、猫の動画が世界で最高のものだと思うようになるでしょう。もし私たちがこのようなグループでネガティブなコンテンツを送信した場合、私たちは人間の最も根源にある生物学的反応を利用しているのですから、非常に恐ろしい結果を早々にもたらすことになるでしょう。再度強調しますが、これは子どもたちに悪影響を及ぼします」

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では、親は子どもたちを有害なアルゴリズムから保護するためにどうすればいいのでしょうか?

ジェニッキー氏は、新しい技術に対して、人は通常3つの反応をすると言います。「無視する、止めるか破壊を試みる、もしくはその技術をうまく利用してより良いものを生み出す。」「GanJingワールド」は、顧客にサービスを提供するために、第3の方法を採用していると言います。

ジェニッキー氏は、「GanJingワールド」の基本的なルールについても語っています。「暴力的なコンテンツがプラットフォームに入ることを許可せず、人々が犯罪行為に手を染めることを禁止し、有害なコンテンツや性的なコンテンツを拒否します。」それ以外のものであれば、「GanJingワールド」はどんな意見の交流も歓迎します。

ジェニッキー氏は、「私たちはテクノロジーの観点から見て、アルゴリズムから始めました。技術の進歩から始まり、道徳が追いつく必要があったのです」と語りました。そして、自由市場は、エンジニアが「家族にやさしいビデオやブログプラットフォームを開発することが可能であり、その基盤は倫理に基づくものである」と述べています。

「重要なのは、人々に次のことを知らせることです。安全な場所がインターネット上にもあり、それはG指定(映画分類:一般向け、すべての年齢層が視聴可能)であることです。どんなコンテンツを閲覧しても、ネガティブな中毒性のある『ワームホール』に意図せず陥ることはありません。」ジェニッキー氏は、「GanJingワールド」では、「あなたが何を閲覧しているかにかかわらず、最悪の場合は教育的なビデオに過剰に魅了されることがあるかもしれませんが、それは最悪だとは言えないでしょう?」と話します。

2023年3月から、「GanJingワールド」はクリエイターに収益化の機会を提供し始めました。

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中国語:https://www.ganjing.com/news/1fq33vv8f8979li22Z6ZAFOsr1pa1c

英語:https://www.ganjing.com/news/1fqse1fqqoo1sY7j4rmKYM9FB1vf1c