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中華人民共和国への忠告書 (2024年8月5日)

8月5日、忠告書を読み上げる丸山治章議員(中央) 
(明慧ネット)

2024年8月5日に、逗子市議会の丸山治章議員、茅ヶ崎市議会の水島誠司議員、四日市市議会の荻須智之議員が東京の中国大使館前で忠告書を、拘束されている劉聰さんの姉の劉月さんが、釈放を要求する声明を読み上げ、大使館のポストに投函しました。以下は忠告書の全文です。

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忠告書

 この7月20日、中国共産党によって善良な気功集団である法輪功の学習者が弾圧され、人権を蹂躙されてから25年もの年月が経った。この人類史上最悪のジェノサイドについて世界中から非難の声が上がっている。

 カナダの人権弁護士デービッド・マタス氏らの調査により、中国で監禁された法輪功学習者から臓器収奪が行われ、年間6万から10万件の違法な臓器移植が行われていることが明らかになった。

 また、ジェフリー・ナイス卿を判事団長として、英国ロンドンで開かれた「中国(臓器収奪)法廷」は、「中国において臓器移植のために無実の囚人が殺害されることが続いており、その主な犠牲者は法輪功学習者である」とし、中国は法輪功学習者及びウイグル人に対して、「人道に対する罪」を犯していると結論付けた。

 さらに、国連特別報告者と専門家が、法輪功学習者やキリスト教徒などの良心の囚人、そしてウイグル人、チベット人、イスラム教徒などの少数派からの臓器収奪に対し、非常に危機感を募らせていると声明を発表し、令和4年8月末には、バチェレ国連人権高等弁務官が中国・新疆で「深刻な人権侵害があった」と報告した。

そして、欧州議会は令和6年1月18日、中国共産党による法輪功学習者への迫害を非難する決議を採択した。信仰を放棄させるための拷問や虐待、恣意的な拘束が続いているとし、1999年から続く迫害によって少なくとも数千人が死亡したと指摘した。

 加えて、この6月25日、米国下院は『法輪功保護法案』を全会一致で可決した。同法案は、中国本土での生体臓器収奪に関与する個人に対して大統領が制裁を加えることを求めており、国務省に対しては、一年以内に中国共産党による生体臓器収奪に関する報告書を提出するよう求めている。

 「法輪功迫害を追跡調査する国際組織(WOIPFG)」の調査によると、令和5年5月12日、中華人民共和国山東省日照市 前書記の張恵(ジャン・フイ)氏と日照市公安局長の李剛(リ・ガン)氏、日照市五蓮県公安局長の厲江(リ・ジアン)氏の関与により、山東省日照市において70名以上もの法輪功学習者が違法に逮捕されたことが分かっている。その時、丁元徳(ディン・ユアンデ)さんは、法輪功学習者であるという理由だけで違法に逮捕され、日照市看守所に拘禁され、現在も家族は元徳(ユアンデ)さんに会うことができない。そのため、ドイツに住む息子の丁楽斌(ディン・ラビン)さんは、中国共産党による中国本土での自分の父親や学習者への迫害を止めるよう、今なお国際社会に呼びかけている。

また、陝西省(せんせいしょう)宝鶏市(ほうけいし)在住の王乖彦(おうかいげん)さんは、令和6年4月11日、友人宅にいたところ、法輪功の学習者であることを理由に、地元警察に強制連行され、宝鶏市第2拘置場に拘束されている。そのため、娘の張一文さんは、令和6年5月28日、ここ中国大使館前で、母・王乖彦(おうかいげん)さんと同じく強制収容された劉另擲(りゅう れいてき)さん、羅翠蓮(ら すいれん)さん、肖兵(しょう へい)さん、霍桂蘭(かく けいらん)さん5人の即時解放を訴えた。

その訴えから2か月も経っていないこの7月12日、遼寧省(りょうねいしょう)葫蘆島(ころとう)市の法輪功学習者が複数人が、不当に逮捕された。劉聰(りゅうそう)さんもその一人で、現在、葫蘆島(ころとう)市の拘置所に拘束されている。劉聰(りゅうそう)さんの姉である劉月(りゅう げつ)さんは、今日、ここでその現状を訴える。

 1948年12月10日、国際連合第3回総会において、世界中の人や国が達成すべき共通の基準として、「世界人権宣言」が採択された。そして、採択日である12月10日は、「世界人権デー」と定められている。しかし、75年以上経っても様々な人権問題が未解決となっている。その世界人権宣言を採択した国連の常任理事国である中国は、ウイグル・チベット・南モンゴルなどの民族や法輪功学習者への人権蹂躙を行って、自分たちで採択した「世界人権宣言」を全く無視している。

これらの事実を踏まえ、中国政府に次のことを強く求める。

被害者の大半を占める法輪功学習者、また、キリスト教徒やイスラム教徒、そして、ウイグル人やチベット人、南モンゴルなどの民族を含む中国で拘束されている全ての少数派への弾圧や監禁、虐待を今すぐ中止し、人権を守ること。少数民族の持つ固有の言語や文化、歴史を保持すること。再教育機関と称する大規模な強制収容所に収容されている全ての人を今すぐ解放すること。強制臓器収奪をやめること。丁楽斌(ディン・ラビン)さんの父親である丁元徳(ディン・ユアンデ)さん、張一文さんの母親である王乖彦(おうかいげん)さん、劉希月さんの妹である劉聰(りゅうそう)さん、これら3名を無条件で即時に釈放すること。

中国の古典、老子には、「天網恢恢疎にして漏らさず」との言葉がある。習 近平 国家主席は、江沢民の敷いた地獄への道を突き進むのか、古の聖人である尭や舜に学ぶのか、為政者としてどうあるべきか、自分の心に問いかけることを、日出国より強く求める。

 

令和6年8月5日

中華人民共和国    習 近平 国家主席 殿

国際NGO SMGネットワーク 

 逗子市議会議員 丸山治章

 茅ヶ崎市議会議員 水島誠司

   前綾瀬市議会議員 笠間 昇

   SMGネットワーク事務局長 根本敬夫